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情けは人の為ならず

よく、情けをかけるのは人の為にならないって誤解される言葉ですよね。

でも、本当の意味を知らない人はいないと思われるますね。




そんなお話し。


高校三年生のころ。



ちょうど、今ごろかそれより後か前かって定かではないからちょうどって形容詞はいらない。

それくらいの時期。




学校から帰宅していると、

道に何かが落ちているのを見つけた。




財布だ。





割りとごつくて革製のピンってした財布。

おっ!っと思って僕は自転車を降りた。



もちろん僕はもう高校生。

しかも受験生。

内申書に響くような背徳的な行為をしない。

ていうか、僕の良心が許さない。





ラッキーただ金ゲットー♪




意気揚々と僕は自転車を降りた。

あたかも自分のを落としたように拾ってみた。

あーこれ朝学校行く時に落としたんだよなー的な雰囲気をかもし出してみた。

よかったみつかったー的な安堵感をかもし出してみた。



財布を拾った。

中身を確認。








パタン。






財布を閉じた。

困った。





現金はいりすぎである。

当時とういか、今もそうであるが、僕の財布の中身といえば、

諭吉は諭吉の上に諭吉を作らずというか、

諭吉は居ても一人。



それが、その財布の中にはあろうことか、諭吉の大発生。

異常気象かはたまた天変地異か、謎の諭吉増殖。




こっちみんな。




並んだ諭吉がそう言っとる。

漱石は束になっても優しかったのに、諭吉は違った。




戦意喪失。

僕は自首することを決意した。




僕が通っていた高校は市内の中心地にほど近い場所にあった。

そして、僕の家は郊外。自転車でゆうに40分はかかる。

そのため、学校の近くの土地勘が僕にはなかった。

三年も通ったのに土地勘がつかないのはどうかと思うが、

四年も通ったのに未だにこの地に馴染めない現状を鑑みるに納得の結末。




学校の近くで拾った財布。

近くの交番とかさっぱりわからん。

だから、帰宅途中に交番があるだろうと考えた。

とりあえず、家に帰る道すがらに交番を見つけよう。







家に着いてしもた。








って、おーーーーーーーーい!!!!

いや、交番がなかったのだ。

もっと交番ってコンビニみたいに一区画ずつに並んでるもんだと思ってた。

でも、なかった、きょろきょろして帰ったけど、家までの道程になかった。




しかたないので、うちから一番近い交番に出頭した。






「あ、すいません財布拾ったんですけど」






「あ、そうですか~」







和やかな雰囲気。

当たり前だ。

考えてみれば僕は何も悪いことはしていない。

表彰されることはあっても、怒られることはないはずだった。






「で、どこで拾いましたか?」





やっぱそこ気になるんだ。

今回は気にしないとかいう制度ないかなー。




素直に拾った場所を話す。



「えっと○○あたりの××の道に落ちてました・・」




「えっ・・?」





沈黙。






こいつあんな遠いとこで拾ってなんでこの交番に届けてんだ。

さては、途中までネコババするつもりで持って帰ってたんだなっていう警官。



そして、こいつあんな遠いとこで拾ってなんでこの交番に届けてんだ。

さては、途中までネコババするつもりで持って帰ってたんだなって、

警官に思われてるんじゃねーかって後ろめたくて軽く死にたい僕。








笑ってみた。








ダメだった。

笑って許されるのは小学生までだって知った。









ふくれてみた。







ダメだった。

ふくれて許されるのは千秋だけだって知った。










ありのままを話した。

ここまで来る途中で届けようと思ったけど、交番がなかったのだもの。





なんとか釈放。

なんかどっと疲れた。

親切をしたのに報いどころか巡って来たのは心身ともに重度の疲労。








ことわざもたまにはうそをつく。

情けをかける事が自分の為にならないことだってある。

情けないがそれが今の世の中だってことだろう。

それが分かっただけでもよしとしよう。

いい経験をしたんだ。きっと。









後日財布の落とし主から、菓子折りが届けられた。

ことわざを疑った自分が情けない。

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挑戦者。求む。

季節の変わり目ってなんとなく体調悪くなります。

風邪とはいえないけど、風邪気味みたいな感じ。

あと一歩で風邪なんだけど、その一歩がとおい。

でも、ここまできたらいっそのこと風邪を引きたい。

風邪が恋しいって思ってくるから不思議です(オマエが不思議だ)



今状態というと、発熱や体にダルさとかはないけど、

鼻づまりによって口呼吸しているために、勉強に集中できない。

さらに、くしゃみにつぐくしゃみの連続で、図書館で勉強しにくい。

よって、勉強やーーめた。

そんな状態。重症。試験近いのに。





そんで、くしゃみと鼻づまりのせいで、なかなか夜眠れないんですよね。

決して、夏休み中ゲームを朝方までやってた昼夜逆転生活から脱せてない。

なんてことは決してない。




そうこうしてると、大概午前3時ころにお腹がすいてくるのよね。

なんつーか、一日のご飯って、夕飯、晩飯、深夜飯みたいな。

ちょっと、最近朝飯氏と昼飯氏。彼らさぼりすぎみたいな。





そんで、昨日もコンビニに深夜飯を買いに行ったんだけど、

その帰りに、二匹の犬がいたんですよね。

そんがすんげーかわいいの。

犬には詳しくないけど、柴犬的な何かだと思う。

それが兄弟か友達かわかんないけど、二匹連れ立ってて。





僕は犬好きなんでね。

思わず乗ってた自転車を止めて、

かわいーって眺めてたんだけど、

そしたら、一匹がトコトコーって近づいてくるの。



もーその歩き方もまたかわいーのよね。

んで、見とれてたら、もう足のペダルのとこまで寄り添ってきてて、

こっちはまだまだサンダル生活だから、犬の鼻が僕の生足に急接近。

ナマ足魅惑のマーメイド状態。どんな状態かしらんけど。



んで、なんか僕の足をクンクンクンクンしてるから、

いいよーって。あんた可愛いから舐めるまでは許してあげるよーって。

そう思って、足の匂い嗅いでる犬を眺めてたんだけど。









プイって。








ちょっとクンクンしたら、すぐワンちゃんがプイって。

あ、これ無理。みたいな顔して、プイって。

あ、ちょっと人違いだったわーごめんなーみたいな。

ちょっと、遊んでもらいに来たのなかったことにして。な!な!みたいな。





そんで、プイってしたら、こっちに見向きもしないで。

もう一匹のとこに帰ってきやがんの。

まじ、軽くBダッシュ的な勢いで帰ってったわ。

んで、なんか相談してんの。






「隊長!あの人間は危険です。どうかお逃げください。」

「そうか。おまえの死は無駄にしないぞ。」

「隊長、どうか。どうかご無事で。」










ちょ、ぇぇえええええええーーーーーー!!!







え、な、何ぃ?

え、なになに?

え、臭い?

臭いの?

俺の足臭かったってこと?








えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!









もうね。

そっこう帰った。

全力出すと夜風が寒いんだけど、

全力でチャリこいで帰った。




んで。必死に嗅いだわ。

自分の足。

なんかこう。

ヨガ的なポーズして。

こんままほっといたら、炎くらいでるんじゃね。

とか思いながら。

うん。でも、炎よりも足を伸ばしてほしいわ。

嗅ぎずれーって。

鼻まで普通とどかねーって。



なんとか嗅いでたけど。















僕、鼻つまってんのね。













…挑戦者。求む。





コカン

僕の通っていた高校はどうやら独特の略とかするみたいなので、

一応注意補足しておきますが。

僕らは古典と漢文を合わせて、古漢(こかん)って呼んでいました。





コカンって言葉。

放送禁止用語でもなんでもないのに、

なんか卑猥。わいひー。

そして、なんかちょっと恥ずかしい。



高校で日本史をやったことがある人なら、

一度聞いたら忘れない名前。





虎関師錬。







これ。コカン シレンって読むの。

いや。本名だよ。

これを始めて授業中に聞いたときは困った。




ていうか、あの空間にいた皆が困ってたはず。

コカンシレンって、君!!って。

だいたい、コカンシレンってあれか。

股間試練かと。

どんな試練だよ、おまえ。

股間の試練ってなんだよ。

股間に試練なんて辛いよ。

と心のなかでツッコミ。

笑いたいけど、笑えない。



いや、そもそも股間なんて卑猥な言葉じゃないんだから。

ここで、笑ったら負けだ。笑っちゃダメだ。笑っちゃダメだ。笑っちゃダメだ。




エロがバレル。




しかし、ここで、まさかのコカンの連呼。

日本史の先生。

「コカンは~」「で、コカンが~」「コカンはな~」



こいつ確実に笑かそうとしてる。

だいたいコカンそんな重要人物じゃねーし。

さっさと、次にいけや、おんどれーー!

笑えないのに笑かそうとするとか、マジドS。



でも、笑えない。負けられない。

絶対に負けられない戦い。

こんなコカン シレンなんかに、

僕のハイスクールライフを壊されてたまるか。



もしここで笑ったら、

「ねぇねぇ、あいつコカン シレンって聞いて笑ったらしよ~」

「ま~じ~?チョウやらしいんですけどー」

とか言われ続けるんだ。









い、嫌すぎる。







まさに、中学生の英語の授業で、初めてコンマを習ったときの心境。


だめだよー。

中学生に教えちゃダメだよー。

しかも、先生、「おや、どうしたんだい?」って。

おまえが、一番顔にやけてるから!!

どんな教育者だよ。

こっちは笑えねぇ!って、言ってんじゃん。

も~。まともな先生いないのー?




なんとか耐え抜いた日本史の時間。

そして、放課後。




一人の女の子がこう言った。






「ねぇねぇ、コカンどうだった~???」





笑っちゃダメだ笑っちゃダメだ笑っちゃダメだ。




彼女が言ったコカンは古漢のこと。

それはわかった。ちょうど試験の返却期間。

うちの高校は国語が論説と古漢でわけて試験するから。

でも、そんなの関係ねぇ!



笑っちゃダメだ笑っちゃダメだ笑っちゃダメだ。



彼女にとって悲劇だったのは。

ちょうど教室中がシーンっとなった瞬間だったこと。

あるでしょ。

ずっとざわざわしてたのに、なぜか一瞬だけ静まるとき。

みんなの会話の途切れるタイミングが偶然一致。

そして、そのあと誰かが、「なに、この静寂!?」とかいってみんなで爆笑。

そのタイミングで、この子がコカンなんて言うもんだから。

教室中のみんなが聞いてた。

そして、笑えねーーー!!って思ってたハズ。




だから、教室中シーーンってしちゃって、笑ったら負けな空気全開。





その時、







あはははは









だ、誰か負けたーーー!!





笑ったのはコカンって言った本人だった。

「コカンって~あたし~」って言いながら顔真っ赤。

それをきっかけに教室爆笑。

溜まってた分、大爆笑。

やっぱり、みんな笑い耐えてたーー!!



当の彼女は「え、なに?カンコ!?漢古がどうしたって??」

なんて言われてやじられてた。

僕はこんなに爆笑を誘った、彼女に嫉妬してたけど、

彼女にとっては股間試練な一日だっただろう。








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